BLOG 【かえる日和】
6.262020
のどの小骨
魚はお好きですか?
私は魚のおいしい所で育ちましたが、その割にはあまり食べなかったと思います。
いろんな理由があって、一つ上げるとすれば、のどに小骨が刺さるのがいやだったからと思います。
だからかというわけではありませんが、ちょっとした違和感を取り除くことによって好きになれたり、心地よくなれたりといった改善方法を提示する際に、私は良く、「のどの小骨を取り去る様な」といった表現をします。
最近の私にとっての「のどの小骨」はパソコンのキーボードでした。
元々、キーボードは何度か買い替えていて、前回まで使用していたのは割と満足度が高く、フィーリングも良く自分の使用条件にも合うものでした。
ただ、一か所だけキー配列が悪く、そこがどうしても違和感として残ってしまっていたのでした。
どこかといいますとそれは、キーボードのカーソルキーと言われる部分で、文字入力の際などに候補を選んだりカーソルを移動したりと割と頻繁に使う部分です。
通常はそのキーは独立して存在していることが多いのですが、私のこだわりとしてスリムキーボードという省スペースのものを選んだが為に、キー配列が圧縮されたレイアウトになってしまい、そこにしわ寄せがいってしまった様です。
まあ、本当に小さい話です。
よくもまあこんな重箱の隅をつつくような事に気が行ってしまうよね。小さいねぇ。といじられても仕方がないような事なのですが、こういう事って小さなほころびがやがて大きな問題に発展してしまうのですよ。
その後、運よく似た商品で配列の違うものを見つけることが出来、現在は至極快適に文字入力を行っております。
という事で、この度無事に解決に至りました。
・・・
さて、リフォームに於いても、はたから見れば問題なく快適に暮らせているように見えて、ご本人は違和感を覚えていらっしゃるというご相談を受ける時があります。
きっかけは、何かが壊れた機に問題があらわになるといった感じで、本質に気づかないまま、今まで過ごしていたのでしょう。
特に、分譲住宅や中古の案件を購入されたまま住み続けている方に良くお見かけする気がします。
また、ご家族の自立や、生活環境の変化等で今までの暮らしとちょっとづつ違ってきている、なんていうケースでもある話だと思います。
ただ、なかなかそういった問題を放置されがちなのは、家としての性能は満たしているから贅沢は言えないとか、後先少ないのにもったいないとか思われることがありますが、私からすれば逆にもったいない話です。
大事なのは、今の暮らしを快適にするのを優先事項に据える事なのです。
小さなことだけど、気になるんですっていう話、
私は、それについては全力で賛同したいと思っているところです。
小さなほころびはやがて大きな問題となりえますので、住まわれる方の感覚は大事にしたほうが良いのではというのが私の意見です。
はやく「のどの小骨を」取り去って差し上げたい気持ちでいっぱいです。
ひごろ違和感を覚えつつ過ごされている方、まずはお気軽にご相談ください。
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