BLOG 【かえる日和】
7.12018
浴室の安全向上
最近のお風呂は快適性もさることながら、安全性もかなり向上しております。
特筆すべきは出入りのし易さと高い断熱性能などなのですが、まあ新しいのが良いのは分かりますがさしあたりそこまで費用はかけられないという方も多くいらっしゃることでしょう。
ということで今回は、新しいお風呂にしましょうという話ではなく、浴室における部分改修工事のご紹介をいたします。
築年数がそこそこ経過したお宅に私がお邪魔した際に、現在ご使用のお風呂でご不便と思われている箇所をヒヤリングいたしますと、ドアの開閉部分が重いとか開きずらい、洗い場のタイル部分が冷たくてヒヤッとしたり、すべって更にヒヤッとする。なんていう事をよく耳にします。
そんな時は、浴室ドアの交換工事と浴室用の防滑シート施工をお勧めしております。
浴室ドア工事は「カバー工法」というもので工事を行います。
こちらの商品は取付枠をリフォーム向けに改良されたもので、既存枠が健全であればその部分をフレームとして活用し、上から新しい枠を取り付けることによって新品の浴室ドアに変更するものです。工期は最短で半日で取り付け可能なため大掛かりな工事にならず、それこそ手すりの工事と一緒に行うなんてこともよくあります。
有効開口部は若干狭くなりますが、最大で1cm程度なので見た目で狭くなったとはおそらく感じないと思います。
浴室用の床シートですが、こちらはタイル面を補修し、下地を平滑にしてから専用の糊で圧着しますので、ずれることはなく又、防水性も向上します。冬場でも足先がヒヤッとする事が軽減されますし、滑ってしまうことも少なくなります。また若干のクッション性がありますので片膝をつくような場面でも痛くなりにくくなります。
上記の工事を行うと多くの方が非常に喜んでくださいますので、私としても大変やりがいのある工事となります。
安心、安全に関わる改修工事は住まいにおける生活の質の向上にも繋がりますのでお勧めです。
こちらの工事は介護保険の認定を受けている方で諸所の条件が合えば、介護保険を利用した住宅改修の制度を利用することも可能です。
気になる、という方は是非キバナデザインにお問い合わせください。
ただし、弊社が介護保険の申請を行う案件に関しましては、練馬区と西東京市の場合に限らせていただきますので、悪しからずご了承くださいませ。なお、ご依頼主様が自ら申請をなさる場合はこの限りではありません。
さて、それでは皆様今日もご安全に。
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